開発分野：メカニカル、ハードウェア、ソフトウェア
開発製品：在宅介護用ポータブルトイレ

介護用トイレ 中核ユニットを共同開発

2014年グッドデザイン賞を受賞した、福祉設備販売大手の酒井医療（東京）発売「在宅介護用ポータブルトイレ」の中核ユニットを 共同開発致しました。
金属、ゴム、電子基板など各社がそれぞれの技術を生かし、当社イー・ジーシステム株式会社は制御システムを開発しました。

お客様からの御要望内容＆対応内容

❶ 他社で試作機を開発したが問題点多く量産対応が出来ない為、開発から量産迄の体制を変えたい。

【具体的内容（オペレータ動作）】
・試作機に関して、要求通り（フィルム搬送、フィルム溶着、フィルムカット）の動作をしない。
・リスクアセスメントを考慮した設計をして欲しい。
・プラスチック部品が多数となるが、量産対応設計が出来ていない。
・開発から量産迄の体制が出来ていない。

⇒お客様から要求仕様を確認し要求を満足する為の設計をし、原理確認試作等を実施して技術確立をした。
機能毎にリスクを伴う状況を想定しながら設計に落とし込んだ。
プラスチック部品に関しての知識及び経験は豊富にあり、且つ樹脂成形メーカとの協力ネットワークがある為、安心し委託して頂いた。
開発から量産迄の体制を地域の製造協力ネットワークにより確立した。

❷ 試作機を複数台製作してフィールド評価をしたい。

【具体的内容】
・期限迄に試作機を複数台製作して欲しい。
・開発から量産迄の日程を立案して欲しい。

⇒原理試作期間を考慮した試作機製作迄の日程を立案し実行した。
開発から量産迄の日程を立案した。品質評価（試作機、量産機）、部品調達、金型製作等の期間を考慮し立案し実行した。

❸ 量産迄に実施すべき評価内容が分からない。

【具体的内容】
・評価内容及び評価方法を立案して欲しい。
・具体的に評価を実施して欲しい。

⇒品質評価（規格適合性評価）項目を挙げ、規格範囲を定め、評価内容（方法）を立案した。
環境試験、耐久試験、雷サージ、EMC準拠、ACノイズ等、実際に評価を実行した。